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建築計画は病院の運営コンセプトを如何に実現しているか
-病棟の計画事例を比較しながら-
-病棟の計画事例を比較しながら-
病院が建て替えられたり新たに建設されるまでには、基本構想から企画に始まり、建築計画が策定され、更に基本や実施設計がなされ建設され完成に至る長い行程が待っている。その間病院の目的や理念、運営方針等が伝達され、設計や施工に反映され、竣工後は実際に運営される方々がその実践に当たることになる。その過程で多くの担い手が伝言ゲームのようにバトンタッチしていくわけであり、齟齬が生じない事が肝要である。今回は2つの病院事例を元に、企画設計段階から実際の運営に当たる方々に登壇願い、当初のコンセプトがいかに継承され展開したかどうか、病院管理の観点で更に改善すべき事は何かについて議論を深めたい。
Ⅰ 講演
1 常滑市民病院のケーススタディ
1-1「コミュニケーション重視の運営方針をどう実現したか」
橘高 宗平・荒川 康弘(日建設計)
1-2「ナイチンゲール病床の運営効果」
久米 淳子(常滑市民病院 看護局長)
2 岐阜県立下呂温泉病院のケーススタディ
2-1「公的病院初の全室個室化病棟の意義」
山森 積雄(岐阜県立下呂温泉病院 理事長)
2-2「全室個室を実現したユニットホールによる多床室的配置」
篠原 佳則・東園 浩文(安井建築設計事務所)
座 長:谷口 元(名古屋大学名誉教授)
日 時:平成29年12月9日(土)14:00〜16:00(13:30受付開始)
場 所:ウインクあいち903会議室
名古屋市中村区名駅4丁目4-38 /JR名古屋駅桜通口徒歩5分
参加費:東海病院管理学研究会 個人・団体会員無料、その他2,000円
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